fc2ブログ

草柔会岩手ブログ

アカデミーの看板

DSC_0351.jpg


国道106号沿い、盛岡八幡宮の交差点。
昨年11月末に出来た看板を見て「柔術って何?」と気になった方もいると思います。


18320631_771579636358211_3160805997324267771_o.jpg


気になった方は、見学・体験大歓迎です!
HPよりお気軽にお問い合わせください。


【始めようブラジリアン柔術、入会キャンペーン】

期間:2018年2月28日まで
特典:柔術着一式プレゼント(10000円~15000円相当)
色も白、青、黒からお選びいただけます。

※2018年3月1日以降ご入会の方は料金システムが変わります。
 ブラジリアン柔術をやってみたいとお考えの方は2月までのキャンペーン期間の入会が断然お得です。

無料体験も可能、レンタル道着も各サイズ用意しています。
お申込み、お問い合わせはHPからお気軽にどうぞ!

アカデミーHP iwate-bjj.com/

無料体験会の詳細







スポンサーサイト



手作りでブラジリアン柔術ジムを作る、その4~シート編~

・前回の記事



一番の問題だったマットの施工は、会員さんの協力の下畳を準備。

その上からシートを被せるという事になりました。





10420388_440228966159948_3446199678751916714_n.jpg


玄関入口とマットの間に木枠を打ち込み、マットを敷き詰めてそこまでは全て設計士の大成さん、大工の千葉さんがやってくれました。





11148549_440228736159971_1795814873893550421_n.jpg


11156404_440228669493311_3560161973500735748_n.jpg



そして、最後のシートの施工だけは地元盛岡のシート屋さんにお願いすることにしました。



ここでシートと言っても種類や厚さによって色んな選択肢があることがわかりました。


まず種類ですが、
・エステルシート と ・ターポリンシート が候補にあがりました。

正確に合ってるかはわかりませんが、格闘技ジムで使うという点で簡単にそれぞれの特徴は

・エステルシート…値段高い、耐久性高い、汚れに強い、滑る

・ターポリンシート…値段安い、耐久性が少し弱い、滑りにくい

という感じでした。



値段は、私がもらった見積もりで80㎡くらいだと10万円以上エステルシートが高かったです。


そして厚さによってももちろん耐久性や値段が違います。

色々考えた結果、当ジムでは「厚さ0.5mmのターポリンシート」で施工する事にしました。



耐久性は数年使ってみないと分からないと思いますが、8か月経過の現時点では問題はありません。



シートの施工方法ですが、マットの端に木枠を組んで、そこでマットを引っ張る仕様と。

当会のように上からシートを被せて壁に立ち上げて張る、もしくはマットの下に端をしまうように固定する。

という2種類があると思います。

ジムによってマットがピンピンに張ってるところと、当ジムのように多少マットが波うってるところがあると思いますが、おそらく施工方法の違いかと思います。

当然マットをピンピンに張る方が業者さんの施工の手間はかかると思います。




13711_440384036144441_3184129760174077654_n.jpg


実際の施工時の様子です。

こればっかりはさずがに専門家の方で無いと無理そうでした。



10443611_440383999477778_6839079163416858859_n.jpg


うちのように真長方形でない、柱もある間取りなので、面倒をかけました。




10408854_440384069477771_8063683994493631955_n.jpg



完成がこんな感じです!



そこからセーフティーマットを壁に張って、いよいよジム完成となります。

続く






手作りでブラジリアン柔術ジムを作る、その3~内装編~

前回の記事


前回の記事の進行時と話が前後しますが、常設ジムをやります!と会員の皆に宣言してから、会員皆さんが職業や得意分野で力を貸してくれて本当に助かりました。

内装、マット、シート、工事など全て業者に頼まなければいけないと思っていたので、限られた予算でどこまで出来るか想像も出来なかった中仲間の助けで手作りの作業がどんどん進行していきます。



mgarcia.jpg



まず、私の頭の中の「こういう感じのジムにしたい」イメージを皆に伝えました。

それから皆の意見を聞いて、少しずつ案をまとめていきました。





15418_440228732826638_8863882601058585174_n.jpg


まだマットも決まってない入居したてのジムの中で、センスやパソコンの技術がある仲間がデザインの案を話し合い。


内装を建築士の大成さんと、大工の千葉さんが担当してくれました。

デザイナー、設計士、大工。

今まで会員皆さん一人ひとりの仕事職業について深く聞いたりしなかったんですが、皆の得意分野で協力してジムが出来上がったいきました。






10408770_440228902826621_1464245473760641501_n.jpg



10580179_440228862826625_801389963138832592_n.jpg


ドアや、壁の上部分の木枠。窓枠に白いペンキを塗って全てを白で統一しました。

全て素人作業の為、近くで見るとムラが凄いですがこれもみんなで頑張った良い経験です。




10728664_886925747997659_893407467_n.jpg


カウンターや棚を建築士の大成さんが設計して。



11056917_809981685754166_2008924358_n.jpg



ホームセンターで材料を買って、大工の千葉さんが制作。



11062986_809981705754164_368602230_n.jpg


ドアも窓枠も、全て白く塗り終わりました!

塗装屋さんの技術がいかに凄いか、素人ながら分かりました、、、







13677_441681902681321_1246976691090990216_n.jpg


窓のウインドウマーキングも自分達で考えて、カッティングシート材料を買って。


地元、盛岡の専門学校の生徒さんの協力の下、手作りウインドウマーキングも業者さんは入れずに作製。




11130186_440228672826644_8723042452582441649_n.jpg


デザイン系は会員の田口さん、大記さん、そして齊藤さんにほとんど知恵と技術を出してもらいました!


その作業と同時に、マットの事は着々と考えがまとまる中、会員さんの協力で柔道畳を使用する案が出て来ました。



続く



手作りでブラジリアン柔術ジムを作る、その2~マット編~

前回の記事


2月一周目。前回の記事のように運命的に出会ったテナントの契約を無事済ませました。

ここで一つ。
今になって思えば、前は普通の会社の事務所だったテナントを「格闘技のジムにしたい」と言って即OKが貰える事が珍しかったのかもしれません。

いくら自分の気に入った物件に出会っても、不動産屋さん、大家さんが理解が無いと契約自体が出来ない事もあると思いますのでそこは「必ず」という保証はありません。



契約が終わり、さあいよいよジムを作ろうと思い考えました。

極端な話、ブラジリアン柔術だけやるジムだったらテナントを借りて床にマットを作ればジムの出来上がりです。

マットも、市販のジョイントマットを自分で敷き詰めるのが簡単です。




9236523090324.jpg


こういったマットの4センチの厚さのものを敷き詰める。

最初はそう思っていました。


でも国内のジムを調べると1枚のマットシートを使っている所が多いです。

どうせならカッコいいジムにしたい。と思いシートを使おうかなと考えました




35638662.jpg



シートを敷く場合、シートの下の素材はジョイントマットで無くても、ウレタンチップでも可能です。




urethane_chip.jpg


こういった感じの素材で、ネットで買えます。

平方メートルあたりの値段は4センチ厚のジョイントマットを敷くのも、6センチ厚くらいのチップウレタンを敷くのもそんなに差は無い事が分かりました。
チップウレタンの方が少し安いくらいだったと思います。
(もちろんメーカーなどによって値段の差はありますので私が調べた範囲です)

もっと安価に済ませる為に、家庭用の古畳を無料で譲り受けて、その上に1~2センチの安いジョイントマットを敷く事も考えました。




h,no,be




こういった畳をもらって、その上にジョイントマットを敷く。という案です。

実際に畳屋さんに事情を話して聞いてみたところ、古畳はあげることが出来る。でも、一箇所から同時に出た大量の古畳で揃えないと、劣化具合や厚みに微妙な変化がある為、その上にジョイントマットを敷いても表面の高さが合わなくなったり長期的に考えて問題があるかもしてないと意見をもらいました。



ここで床面のマットの施工方法をまとめるといくつか候補が出ました。



1、厚さ4センチのジョイントマットを敷くだけ … 自分だけで出来て一番簡単、値段はそこそこ

2、古畳を無料で貰って上に厚さ2センチのジョイントマットを敷く … 一番安い、2段になるので色々リスクあり

3、チップウレタンを敷き詰めて、その上にシートを張る … 業者が入り値段が高い。

4、1or2をやってシートを張る … 1,2の値段+シート 業者必要





古畳にチップウレタンで上にシートという組み合わせもありますが、大きく分けるとこんな感じになりました。

多分東京ではゼブラマットとか海外製の格闘技専門のマットを輸入している所も多いと思いますが、それは見積もりすら取らなかったです。
多分高くて手が出ないのかな~と勝手に思ってました(笑)



テナントのマットスペースが80㎡以上なので、仮に1枚1㎡で5000円のマットを80枚以上買うと、、、

それにシートを張ると、おおよそ倍の料金、、、、


思ってた以上にマットにお金がかかる事が分かり、毎日悩んでいた事を思い出します。



続く


手作りでブラジリアン柔術ジムを作る、その1~テナント編~

今年の2月初めに、急展開で盛岡にブラジリアン柔術専門ジムを作る事になり。

準備期間約2か月で、4月17日にジムをプレオープンしました。

私がそうだったように、全国の地方都市で「いつかはブラジリアン柔術のジム・道場を作りたい」と思っている方は多いと思います。

東京、関東であれば道場間の横の繋がりもあり、お金さえあれば業者さんが全てやってくれると思いますが、地方では格闘技専門の施工業者が無いので、何をどうすれば良いのか分からない方がほとんどだと思います。

私も同じで、ジムを作ると決まってから色んなジムや道場のブログを見ては参考にしたり、そこから調べたり色んな方の力と知恵を借りてジムを作りました。

今だからゆっくり振り返って書ける内容をまとめますので、これからジムを作ろうとしている方の参考になれば幸いです。



【その1、テナントとの出会い】


今年の春まで2年間、自分の職場の空きスペースに厚さ2センチのジョイントマットを25枚ほど敷き詰めた「常設道場」で活動をしていました。


blog_import_53c62037898b9.jpg




マットの実際使用スペースが20枚程度、1枚1㎡なのでマットスペースが20㎡ですね。


この広さで、打ち込みで3~4組。
スパーは気を使いながらライトスパーで2組がようやく出来るくらいの広さで、それでもブラジリアン柔術をやりたいと言って通ってくれる会員さんが増えて、いよいよ「本格的な常設ジム」を作りたいという気持ちが強くなって来ました。

今思えばこそですが、大袈裟では無く「マット数枚と同じ情熱を持った仲間が数人いればどんな環境でもレベルアップ出来る」という事を2年間で教えてくれた旧常設道場でした。



専門の常設ジムをぼんやりと考え出してから1年以上、ほぼ毎日インターネットでテナント情報をチェックしていました。

「いますぐは無理でもいつかは、、、」という気持ちがあったので、盛岡近辺のテナント情報を常にチェックしていました。

実際、常に見ていたサイトは→アットホームです。



ジムを作ると想像した時に、もちろん広さや間取り、賃料、立地など色々考えると思います。

様々なテナントの情報を画面で見ては「このテナントがもし柔術ジムだったら、、」と妄想するのも今思えば楽しい時間でした(笑)




20150204_132233.jpg




そして今年1月の終わりに、今のジムのテナントに出会いました。





img007.jpg




間取りはこんな感じです。


       続く


次のページ