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草柔会岩手ブログ

手作りでブラジリアン柔術ジムを作る、その2~マット編~

前回の記事


2月一周目。前回の記事のように運命的に出会ったテナントの契約を無事済ませました。

ここで一つ。
今になって思えば、前は普通の会社の事務所だったテナントを「格闘技のジムにしたい」と言って即OKが貰える事が珍しかったのかもしれません。

いくら自分の気に入った物件に出会っても、不動産屋さん、大家さんが理解が無いと契約自体が出来ない事もあると思いますのでそこは「必ず」という保証はありません。



契約が終わり、さあいよいよジムを作ろうと思い考えました。

極端な話、ブラジリアン柔術だけやるジムだったらテナントを借りて床にマットを作ればジムの出来上がりです。

マットも、市販のジョイントマットを自分で敷き詰めるのが簡単です。




9236523090324.jpg


こういったマットの4センチの厚さのものを敷き詰める。

最初はそう思っていました。


でも国内のジムを調べると1枚のマットシートを使っている所が多いです。

どうせならカッコいいジムにしたい。と思いシートを使おうかなと考えました




35638662.jpg



シートを敷く場合、シートの下の素材はジョイントマットで無くても、ウレタンチップでも可能です。




urethane_chip.jpg


こういった感じの素材で、ネットで買えます。

平方メートルあたりの値段は4センチ厚のジョイントマットを敷くのも、6センチ厚くらいのチップウレタンを敷くのもそんなに差は無い事が分かりました。
チップウレタンの方が少し安いくらいだったと思います。
(もちろんメーカーなどによって値段の差はありますので私が調べた範囲です)

もっと安価に済ませる為に、家庭用の古畳を無料で譲り受けて、その上に1~2センチの安いジョイントマットを敷く事も考えました。




h,no,be




こういった畳をもらって、その上にジョイントマットを敷く。という案です。

実際に畳屋さんに事情を話して聞いてみたところ、古畳はあげることが出来る。でも、一箇所から同時に出た大量の古畳で揃えないと、劣化具合や厚みに微妙な変化がある為、その上にジョイントマットを敷いても表面の高さが合わなくなったり長期的に考えて問題があるかもしてないと意見をもらいました。



ここで床面のマットの施工方法をまとめるといくつか候補が出ました。



1、厚さ4センチのジョイントマットを敷くだけ … 自分だけで出来て一番簡単、値段はそこそこ

2、古畳を無料で貰って上に厚さ2センチのジョイントマットを敷く … 一番安い、2段になるので色々リスクあり

3、チップウレタンを敷き詰めて、その上にシートを張る … 業者が入り値段が高い。

4、1or2をやってシートを張る … 1,2の値段+シート 業者必要





古畳にチップウレタンで上にシートという組み合わせもありますが、大きく分けるとこんな感じになりました。

多分東京ではゼブラマットとか海外製の格闘技専門のマットを輸入している所も多いと思いますが、それは見積もりすら取らなかったです。
多分高くて手が出ないのかな~と勝手に思ってました(笑)



テナントのマットスペースが80㎡以上なので、仮に1枚1㎡で5000円のマットを80枚以上買うと、、、

それにシートを張ると、おおよそ倍の料金、、、、


思ってた以上にマットにお金がかかる事が分かり、毎日悩んでいた事を思い出します。



続く


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